このページでは、ハワイの不動産売買一般的な手順についてご説明いたします。
買い手に代わって、売り手側との交渉を有利に進められるエージェント。売り手には売り手のエージェント、買い手には買い手のエージェントがつき、それぞれ自分の顧客が優位に取引できるよう交渉します。このエージェント選びがもっとも大事。エージェントによって大きく結果が変わります。買い手には、必要経費以外はエージェントのコミッション費用はかかりません。
詳しくはこちらもあわせてご覧ください。
→◆【ハワイの不動産選びは、エージェント選びで大きく変わります】
また、ご自分で物件を探されたい方は、ホノルル不動産協会が公開している物件情報(MLS)で調べることができます。
こちらをご覧ください。
→◆【ハワイ不動産の物件情報】
エージェントとの話し合いで別荘、投資、一戸建て、コンドミニアム及び、ご予算など相談して買い手の要望に最も近い条件、有利な条件を引き出します。ここで買い手が思ってもいない良い条件が飛び出すこともあります。
「アクティブ・リスティング」といって、実際に購入する前に、希望条件にあった物件をいくつか当日の売り物件リストから下見していきます。その物件ごとにいろいろな条件がありますので、エージェントの同行が必須です。
【重要】
この「アクティブ・リスニング」とは、当日、ホノルル、又はハワイ全体で売りに出されている「売り物件」リストを調べる方法で不動産協会より出された内容ですので、協会に入会しているエージェント以外は出せません。(この「アクティブ・リスニング」が出せないエージェントは、売り物件を探すことが難しいです。)
いくつか下見を重ね、各物件の条件を聞き、どの物件を購入するか最終決定します。
支払条件や引き渡しの条件など、細かいことを決定します。ここでも買い手に優位な条件を相談しながら決めていきます。
※買い手の申し込みサインが必要。
(本気度の高いお客の事を示す)
(第一次金を小切手で支払う。約10%)
※小切手を作れない場合は、買い手エージェントに手伝ってもらう。
(その小切手は即座に現金化しない)
↓↑(何回かやり取りで決める)↓↑ここはエージェント同士のやりとりです。
カウンターオファーがくる。これに対して可否を返答する。
条件決定後、再度両者でサインします。ここまでに作られた書類は、購入「目的」だけの為に作られたもので、「権利書にはならない」
(下記、2.エスクロー会社とは?をご覧ください)
各種調査、売手の負債調査、家屋調査士(ホームドクター)、シロアリ検査、測量等々、契約書項目の条件が満たされ、両者合意のサイン後、名義変更へと続く。万一ここで合意が無ければ一次金はエスクロー会社から買り手に返金で「契約が取り消しになる」か「本契約」となる。(この時点でエスクロー会社が小切手を現金化する)
初日からおよそ1週間~2週間内に支払います。(プラス約10%)
エスクロー会社が権利移転の書類を作成します。(エスクローの弁護士が作成)
※この書類が後に買い手の権利書に変わります。
名義変更予定日の2日前に支払います。(残金全額)
エスクロー会社にて売り手も買い手もノータリー(本人認証)後、サイン必要。ノータリーは、各々大使館、領事館、公証人役場にても可能。売り手側、買い手側が対面する事はありません。
エスクロー会社に、売り手、買い手、両方とも権利移転にかかる諸経費を支払います。
エスクロー会社は登記書類の受領後、残金を売り手に支払います。
(買い手が全入金した金額から諸経費を支払い、両方の不動産エージェントにコミッションを支払った後、売り手に行くべき残金が支払われる)
エスクロー会社にて権利書は各取引ごとに新しく作成されます。
※不動産物件をご購入の場合は、エージェントのコミッションは不要です。売却の場合は、通常取引金額の6%を売り手に、3%を買い手にそれぞれのエージェントのコミッションが必要になります。
エスクロー会社は、売り手と買い手の公正な取引を仲介する保証会社で、ハワイ州で不動産物件を「買う」場合や「売る」場合、中立の第三者の立場に立ち、エスクロー会社を通して「金銭の授受」「権利書の名義変更」をすることになります。第一次手付金や第二次手付金、そして残金の支払いは、全てエスクロー会社宛てに行い名義変更に至ります。あとあと形として残しておく為に現金は使わず、必ず「銀行小切手」を使いエスクロー会社宛てに小切手を書いて支払いを行います。
1.売り手の所有権と負債の確認(エスクロー会社の仕事)
2.不動産調査専門会社による物件調査
3.買い手が調査結果に同意した場合、最終契約書にサイン(本契約)
4.買い手は第二次手付金(最低10%以上)をエスクロー会社に入金
5.買い手は登記に必要な経費と残金をエスクロー会社に入金
6.エスクロー会社は、売り手の負債と未払金を清算し権利を確保する
7.権利書保証保険(タイトル・インシュランス)に加入
8.弁護士による権利書作成と売り手、買い手のサイン
9.買い手の権利書として、両方のサインされた書類を登記する(この書類が登記されると、これが権利書に変わる)
10.登記後、エスクロー会社より両不動産エージェントに手数料支払い
11.エスクロー会社より売り手への支払いを完了
※10と11は同時に行います。
さらに詳細をお知りになりたい方は、フォガティ不動産へお気軽にお問い合わせください。
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