ハワイ不動産の相続)両親から受け継いだ兄弟の事例
当社で物件管理を依頼されていたご両親が亡くなった際のケースです。
亡くなった後、ご子息たちが共同名義で相続されました。ご両親は、兄弟仲良く物件を相続すると想像されていたのだと思います。しかし実際のところ、兄弟仲がそれほど良いわけではなく、更にはどちらも相続を望んでいませんでした。既に立派に独立され、それぞれの家庭もある身です。男兄弟では、このようなケースは珍しくありません。
ご子息お二人にとって、ご両親の物件は古く、部屋の雰囲気や趣味も合わないとも感じていたようです。兄弟で半分ずつ所有する権利に対し、お二人とも相続を放棄したいと伝えられました。ご両親の思い描いた相続とは異なる結果になったのです。
最終的には物件を売却し、現金化して50%ずつ分ける形になりました。ご両親が考えていたことが必ずしも現実と一致するとは限りません。生前からしっかりと相続について話し合い、準備をしておくことを強くお勧めします。
今回のケースでは、幸いにも相続の手続きがしっかりと行われていたため、物件の売却が可能でしたが、相続に関する書類に不備がある場合は、プロベート(遺産管理手続き)が必要となり、売却すらできないこともあります。ハワイに不動産をお持ちの方は、必ず生前にきちんとした準備を進めることが非常に重要です。各ケースに沿ってご説明やアドバイスを行いますので、お気軽に当社にご相談ください。
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当社では、お客様の資産である物件を大切に守り、適切なコミュニケーションの構築に取り組んでいます。購入、管理、売却まで一貫した、また丁寧で明確なサービスをご提供できることも当社の強みです。
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