ハワイ不動産4月:資産の置き場所としてのハワイ不動産

ALOHA!ハワイから社長てるよです。

今年のゴールデンウィーク期間のハワイは、日本人観光客が例年より少なく、全体的に落ち着いた雰囲気となりました。ワイキキ周辺も混雑が緩和され、普段のピークシーズンとは異なる、ゆったりとした空気感が広がっていました。

こうした人流の変化は短期的には市場への直接的な影響は限定的ですが、今後の日本人投資家·購入検討層の動きにも少なからず関係してくる要素として注目されています。

 

4月の不動産動向

(ホノルル不動産協会 公開データより/ 2026年4月)

 

▪️戸建て住宅(Single-Family Homes)

成約数:230件(前年比 −4.6%)
中央価格:$1,150,000
売却までの日数:24日
在庫:前年比 −12.2%

▶ 在庫が減少し、依然として売り手優位の市場

 

▪️コンドミニアム(Condominiums)

成約件数:378件(前年比 −4.3%)
中央価格:$500,000
売却までの日数:38日
在庫:前年比 −6.3%

▶ 価格は安定、物件の売却スピードは改善

 

市場の特徴
✔ 戸建ては引き続き在庫不足
✔ コンド市場は価格帯によって需要に差
✔ 高価格帯コンド($1M~)の取引が増加
✔ 物件の売却スピードは昨年より改善

 

 

🌈 てるよ社長からの一言

4月は全体的に「少し落ち着いたかな?」という数字ですが、実際の現場では良い物件はすぐ決まっています。特に戸建ては在庫が少ないので、出たタイミングがとても大事な市場です。

コンドはエリアや価格帯によって動きに差がありますが、条件が合えばしっかり動いています。迷っている間に売れてしまうケースもまだ多いです。ハワイ不動産は、焦る市場ではないですが、「良いタイミングを逃さないこと」が一番大切です。今月もその流れは変わっていません。

 

最近の市場を見ていると、「どこが上がるか」よりも「どこに資産を残すか」で判断する方が増えてきました。

中東戦争の影響で、ドバイもチャンスの多いマーケットでしたが、地政学リスクや価格変動の影響も受けやすい“攻めの市場”だったように思います。短期的に資産を増やすには魅力的ですが、タイミングを間違えると上下の振れも大きくなる市場のようにみうけられました。

 

一方でハワイは、大きく伸びる市場ではありませんが、「価値が急に崩れにくい」「長く保有できる」という点で、資産の置き場所としての安心感があります。特に富裕層の方ほど、ここを“生活と資産のバランス拠点”として見ています。

 

結局のところ、不動産は勝ち負けではなく、役割分担と考えます。
増やす資産と、守る資産を分けて考えられるかどうかで、10年後の結果は大きく変わります。今のように世界が不安定な時期ほど、「どこで攻めるか」よりも「どこに守りを置くか」が重要になっていると思います。

 

 

 

 

直近のハワイニュースPick Up

 

  • アラモアナセンター隣接地で大型複合開発計画
    アラモアナセンター南東角で、ホテルと住宅を組み合わせた大型複合開発「1588 Ala Moanaプロジェクト」が計画され、現在ホノルル市で審査が進められています。
    計画では、ホテルタワーと住宅タワーの2棟構成となり、住宅部分にはアフォーダブル住宅も含まれる予定です。開発はKobayashi GroupとBlackSand Capitalが手がけ、アラモアナ周辺では今後も再開発と高層化がさらに進むと見られています。

 

てるよ社長のひとこと:
アラモアナは、これからも大きく変化していくエリアだと思います。
ショッピング、居住、ホテル機能が集まることで、「暮らす人」と「訪れる人」の両方に選ばれる街になっていきます。
不動産は建物単体ではなく、“街がどう進化していくか” を見ることがとても大切です。
アラモアナ周辺は、今後もハワイを代表する観光・居住・商業が融合したエリアとして発展していくと感じています。

 

  • ハワイの外国所有不動産、日本企業が55%超を保有
    ハワイ州の報告によると、外国が所有する不動産のうち55.5%を日本企業が保有しており、外国企業雇用者の約54%も日本企業関連となっています。
    この内容は「ハワイ・日本シスターサミット」で公表予定で、観光、不動産、教育、保険など幅広い分野で、日本とハワイの経済的な結びつきの強さが示されました。
    一方で、日本からの観光客数はまだコロナ前の水準には戻っておらず、州政府は今後も日本との関係強化を進めていく方針です。

 

てるよ社長のひとこと:

長年ハワイで仕事をしている中で、日本とハワイのつながりの深さは日々実感しています。
不動産だけでなく、観光、教育、雇用など、さまざまな分野で日本企業や日本人オーナー様がハワイを支えてこられました。観光はまだ回復途中ですが、日本とハワイの信頼関係はこれからも変わらず続いていくと感じています。
 

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