海外不動産売買編 – 為替は予測できないからこそ大切な〇〇

A様の事例

先日、当社の大切なお客様であるA様が新築物件を購入されました。過去のハワイ不動産の傾向ですと、オリジナルオーナーは物件が右肩上がりになっていく、価値が上がり、売却時は儲かる仕組みになっています。その点から、新築を購入するのに資金的ゆとりがある方、また時間的にもゆとりのある方には魅力的です。時間的なゆとりとは、まず1次金、2次金を設計、及び建築中に納め、数年後建築の完成がが近くなる際に約7~8割の最終金を入れることを言います。

 

しかし、ここでのリスクは為替になってきます。完成まで数年があるため、その物件を購入したいと思ってから為替相場も動いていってしまいます。すでに完成している物件を購入する時は早くて30~45日で名義変更ができますので、一気に為替が動かない限り、あまり為替差損の誤算はでません。今年2023年は稀に見る円安。そのため円からドルで物を購入するには、円高の時に比べ損をします。

 

海外であるハワイに不動産を持つということは、この為替のリスクが必ず伴います。予測ということは基本的にできず、読みはギャンブルに近いです。そこがハワイ不動産の落とし穴になりがちです。不動産購入、売買で為替差損益に左右されないようなDecision決断が必要です。

 

唯一私からアドバイスさせていただくのは、為替については私の力では何もできないという事。

●円安で購入で損をしそうなら、その円安時期に売ってしまう。
●円高で売却で損をしそうなら、売らずに保有する。
●円安の売却で得をするなら、思い切って売る。
●円安の購入で損をするなら、買わない。

 

そしてこの円安・円高には国際基準はありません。つまり比較することで自分で感じること、自分で考える円高か円安の基準を作って、ハワイ不動産投資計画を立てることが大切です。また、ドルから円、他の通貨に換算しない場合、ドルからドルでは、この為替問題は一切生じないので、それも頭にいれたうえで、海外投資を考えてみてください。

 

今回は円で最終金を支払わなくてはならなかったので名義変更までですが、円安のうちに売却する方向で少しでも為替差損を減らすというアドバイスをさせていただき、現在その方向で進んでいます。フォガティ不動産では、お客様の大切な物件の管理から売買のお手伝いまで、お客様のニーズに合わせて応対しています。小さなご相談からお気軽にお声がけください。

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