新米社長が女性経営者から学ぶ成功への道しるべ

先代のジニー社長と長年のご友人であるI様は、お互い女性経営者として気が合ったようです。先日、未熟な社長の私にいろいろアドバイスをくださいました。

 

 

まず、経営者、女性リーダーとしてシッカリすること。中途半端な気持ちで社長にはなれないこと。
人事が一番難しく、それに対応するには燐としたリーダシップが必要なこと。社員にはタスクと業務を明確に伝え、使うのではなく、「采配」を振るって行くこと。会社の方向性を定め、将来を見据えて計画を立てること。公私混同せず、一線を引くべきところを明確にすること。はっきりと公言すること。人の口に戸は立てられず、一歩外に出れば、敵が半分いるのは当たり前と思って、悪口や酷評を気にしないこと。皆と仲良くする必要はなく、距離を取って良いこと。

 

 

「経営は中途半端な気持ちではできないもの。きっとジニーさんも命がけだったと思うわ」と優しい女性の笑顔から、ものすごい強い信念を感じました。そして最後に、「これからのフォガティ不動産会社を背負うてるよさんは大変でしょう。気負わず、ご自分の道を進んでください」と応援の言葉をいただきました。

 

 

アメリカは日本に比べ、女性の経営者やリーダーが多いですが、まだ性別による差別が一切ないとは言えません。また、今では変わりつつありますが、不動産という業種はやはり女性がなかなか踏み込みにくい分野でもありました。ジニー社長がハワイで不動産を始めた頃は、お父さまに「そのようなイメージの悪い商売はやめなさい」と叱られたそうです。さらに、男性社員を雇用する際には女性の下で働けるかも確認したそうです。

人生には職業の選択があります。上も下もなく、どの仕事にも意味があり、それぞれに役割、任務、責任があります。そして今私は社長になりました。トップがぶれれば、会社がぶれます。先代の築いてくれたこの会社のバトンをしっかりを握り、落とすことなく、前に走るしかないと思う今日この頃です。

 

 

女性経営者からのアドバイスは本当にありがたいです。最後に、I様に「成功の秘訣なズバリ何でしたか?」と尋ねると「ありがとう、と頭を下げること。お金も何にもかからないのよ、その数ね」とニコニコとお答えくださいました。「その数ね」の言葉には、多くの経験からの自信と、芯の強さが感じ取れました。

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