若年齢化するハワイでの教育移住。学校と住まいの選び方

子どもの教育を考えて海外に移住する「教育移住」というスタイル。英語力だけではなく国際的な感覚を身につけ、世界で通用する人材に育てていきたいという目的のために海外移住を選ぶ家庭は、更に増えて来てます。ハワイは、その中でも人気の移住先として選ばれています。

 

日本では、いじめ、引きこもり、詰め込み教育、学力低下、家庭の貧困による教育格差など、教育に関して多くの問題を抱えています。また、みんなが同じレベルになればいいという平均点を取ることを目標とする日本の教育姿勢は、主体性やリーダーシップ、積極性など将来の人格形成にあまりいい結果を残せません。

 

特に海外の教育は、できなかったところ、足りないところを指摘するのではなく、できたことや抜き出ている部分を褒め、より伸ばそうとしてくれる指導法で、お子さん自身だけでなく保護者も気持ちが楽になり、新たな才能を引き出してくれたという経験談もよく耳にします。

 

●ハワイを選ぶ理由

 

1. 日本に一番近い外国
日本から近い外国であるハワイは、もともと日系移民が多い地域でもあります。日系スーパーや料理、食材でも馴染みのあるものを手軽に手に入れられるのも安心要素の一つ。アメリカでありながら、アジア、白人、ポリネシアなど多様な文化が混ざり合った場所なので、気負うことなくのびのびとした海外生活を送りやすいでしょう。

 

2. ハワイを足がかりにする
まずは足がかりとしてハワイを選んでみるケースもあります。ハワイで少しずつ英語と学力のレベルアップを図り、その後、米国本土へ移住するということも可能です。ハワイからアメリカ本土、または世界の大学へと羽ばたいて行く選択肢を持つことができます。

 

3. 暮らしやすい場所である
日本からの距離、またなんと言ってもハワイの気候は最高です。治安も比較的良いので、安心安全のエリアと言えます。まずは、母親と子供だけで移住を始めるパターンも多い中、快適に生活できることは重要なポイントの一つです。

 

 

●ハワイの人気校

2大巨頭と言われるのが、オバマ大統領の出身校でもあるプナホウスクールイオラニスクールです。どちらもキンダーガーデンから高校までを併設しています。どちらも年間の授業料は$30000程度かかりますので、日本の私立校よりはるかに高いのが現実です。

他にも、ミッドパシフィックインスティチュートは留学生の受け入れも積極的に行っている日本人家庭に人気の高い学校です。これらの3校以外にも私立校にはそれぞれ特徴があります。ブランド名(校名)だけに捉われず、お子さんにあった学校選びは、日本にいてもハワイにいても大事なポイントです。

 

 

また、キンダーガーデンに進む前にプリK、プリスクールの時点で、人気小学校入学に強い学校などもあり、早いタイミングからの受験対策は始まっている場合があります。ハワイでノホホンとした生活を〜と思っているイメージとは異なるかもしれません。ですが、それでもハワイで過ごす学校生活はスタート時点が幼少期でも、思春期であっても、またはもう少し歳を重ねてからであったとしても、何者にも変えがたい人生の宝物になる可能性は大いにあるでしょう。

 

 

このような受験対策、志望校選びなどのサポートは数多くの教育系の団体が行っていますので、具体的に調べ始めてみることをお勧めします。

 

●教育移住の種類

 

1.「ハワイ親子留学」
以前から人気の春、夏、冬休みを利用した短期の留学です。語学学校、人気の私立校が行うサマープログラム、もしくは教育機関が行なっているプログラムに参加するパターンがあります。まずは、一度体験してみて今後の方針を決めていく方も多いようです。

 

住宅は、バケーションレンタルなどの短期での滞在先が便利です。
各スクールで春先に募集が開始になり、満員になると締め切られます。渡航予定や滞在先など含め、少なくとも半年前くらいから準備に取り掛かるのをおすすめします。

 

2. 中・長期の留学プログラム
以前は、日本の高校を卒業してから海外の大学やコミュニティースクールに留学することが主流でしたが、今は軒並み若年齢化しています。

 

・私立プリスクール留学
・私立有名小学校・中学校留学

現地の有名私立校への受験及び留学
親がビザを取得し、正規の留学スタイルです。
子どもを本格的にハワイでの小学校・中学校に留学させたい場合は、受験及び留学という流れになります。

少なくとも1年以上前から準備を進めています。子ども本人の英語力や受験対策だけでなく、合格した際に、一緒にアメリカにわたる親のビザも用意する必要があります。このような場合、お母さんもF1ビザで語学学校に通いながら、お子さんの送迎をはじめとする学校生活のサポートをして行くことになります。

 

ライフスタイルとしては、ご家族全員でのハワイ移住、またはお母さんとお子さんがハワイに移住・お父さんは日本という2拠点生活を選ばれるご家庭もあります。

 

・現地公立校留学

現地公立校やチャータースクールですと、費用を抑えることができます。その場合、行きたい学校の学区内に居住することが必要になります。

中・長期になってくると長期賃貸を探す、もしくはこのタイミングで別荘を購入してしまうのもオススメです。
また、お子さんが中学・高校生になると単身での留学も可能です。ただし、学生ビザは私立校でなければ発行されませんので、注意が必要です。

 

資格取得+語学留学

J1ビザなどを取得して、語学学校に通いながら資格取得や就労体験も行う留学

●移住方法

1. 親も学生ビザを取得
母親(父親)は語学学校、子どもは私立校の学生ビザを取得し渡米する

 

1. 投資家ビザの取得
ハワイのビジネスに投資して、経営者としてビザを取得する。E2ビザなど。
E2ビザの場合、配偶者も就労することができるので、安定した収入を得られるでしょう。また、適切な事業を続けている以上、半永続的にビザの更新が可能なため、長期的なスパンでの子どもの教育を見越せます。

 

●学校と住宅事情

小・中学校のうちは送迎が必ず必要です。そのため、駐車場付きのコンドミニアムや戸建てを選んだ方が良いでしょう。また送迎時は渋滞が見込まれますので、便利な立地を選ぶこともポイントの一つです。プナホウやミッドパシフィックならアラモアナ近辺、イオラニですとワイキキ近辺が便利です。

 

名門プナホウスクールの近隣には、他にも有名私立校が多い教育学区エリアです。また、住むエリアによって治安や近隣の雰囲気も変わってきます。公立校でもワイキキエレメンタリースクールは全米の中で表彰されたこともある教育校。他にも、州で優秀な学校は小・中・高共にありますので、大切なお子さまのために、安全かつ安心できる地域を不動産会社に問い合わせてみることをオススメします。

 

最初は、バケーションレンタルなどの短期からスタートしても、次のステップとして長期賃貸もしくは別荘の購入をするのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。別荘を長期賃貸に出しながら、いずれ留学の拠点として利用方法をシフトすることも可能です。

 

 

教育移住にとって、学校選びと住宅選びはどちらも大切な要素になってきます。興味のある方は、当社にぜひお問い合わせください。

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