2023年06月19日 In ジョージのハワイ・アロハ・レポート　 By フォガティ不動産 | Fogarty Realty

日本で見れないトロピカルフルーツに迫る！

じょーじのハワイ・アロハ・レポート　第10弾
日本で見れないトロピカルフルーツに迫る！

マンゴー、パパイヤなどなど。うんうん確かにおいしいですね。しかしそれらはわりと日本でも食べられるっちゃあ食べられますね。そこで私は考えた。「日本に行ってないフルーツ食べてみようか」と。食べ方は売ってる市場のおばちゃんとかにいちいち聞かない。なぜならここハワイは自主も生活習慣も多岐にわたり、彼らの食習慣での食べ方とか聞いても、どぉせ見たこともない調味料と見たこともない調理器具と見たこともない盛り付けが多い。しかも向こうも英語が第一言語ではないのでいつも聞いたところで説明に窮するのがオチ。だから聞かない。

でも、しょせんフルーツ。熟するタイミングで食ったらイケるだろうという事で、「日本で見かけないフルーツ食ってみよう選手権」を一人で開催した。
第一の走者「パンの実」入手先：近所の木むかし、なにかの漫画で「焼いて中身を割って食べたらパンのような味がする」と聞いた。ただそれだけの情報だけど、そこかしこにわりと生えているので、それなりの人気があるのだろうと確信して近所で採取。

とにかくぐるぐるひねると「ぽこん！」と取れた。次の瞬間、切れ口から白い液体の頃の修正液のようなものがどくどく流れ出し、慌てて逆さに持って待つこと数分。もうこの時点で嫌な予感しかない。観察してみよう。

これはダメかもわからんね。ツブツブが苦手な人は無理でしょうね。感触は固めのゴムボール。熟するのを放置して待つこ数週間。あんがい時間が掛かっている選手権。そして、ネットで調べてオーブンで焼いて、こんがりしたところで割ってみた。

パンの香りがすると聞いたが、この匂い、どこかで嗅いだことがある。アレだ。焼き芋だ。パンじゃない。しょせんネットの情報なんてそんなもんか。表面も固く、スプーンなどが入る代物ではない。手でバックり割ってみた。

ビジュアルもパンじゃなくて芋。となれば味もと思ってかじってみると「芋の匂いの味」つまり、味は薄い。甘味はあまりない。ただ、芋の匂いの味というのが一番適切な表現かもしれない。仮に、これが味も栄養も芋と同じなら、南の無人島に辿り着いてもコレだけで生きていくかもしれない。でも、これではたぶん脱出を必死に考える。その程度。昔、小さいころ南の島のフローネはおいしそうに食べていたが、しょせんアニメ。これがわかる人はもう更年期。つぎ行ってみよう。

第二走者「Sour Sup（サワーサップ）」
入手先：中国南方から来たご近所さん東南アジアでは割とおなじみと、にこやかに持ってきた奥さんの両手にあまる放送禁止のビジュアル。

こちらもチャイナタウンをはじめ、ローカル向けのマーケットにはわりとよく出ているフルーツ。柔らかくなるまで待って、そのままでも酸味があっておいしく、他のフルーツと混ぜてスムージーになったりする名わき役との事。これはすでに柔らかくなるまで待った状態。満を持して割ってみた。

コレは効く、、バナナの黒い部分も苦手な私には非常にネガティブに映る黒ずんだ謎の部位。そこはよけて、武器はスプーン一択。すくってパクり。おぉ、、走馬灯が、、アタマのどこにしまってあったのか、よみがえるあの頃の記憶。小学校の遠足、、筑波山、、見晴らしのいいところでお弁当を食べての帰りのバスの中。

乗り物は平気なほうで、寝る事もないで景色を堪能する方だった。そんな午後の帰り道。何かが破裂したかのような音と、バシャーッと何がが飛散する音が後ろから聞こえる。「きゃあああああああああああああっ！せんせーみゆきちゃんがぁぁっ！！」乗り物酔いである。我慢に我慢の上、口を精一杯ふさぐも、努力むなしく隙間から高圧噴射器となって飛散した一番ダメな吐き方。やらかしたほうも被害者も号泣事案。バスのはるか後ろのほうでの事件。真ん中から前の我々はわりと涼しい顔していたのだが、悪夢はそこから。少しずつ車内に広がる死のアロマ。それまで我慢していた子たちを次から次へと地獄へといざなう。もう社内は阿鼻叫喚の地獄絵図。幸い、自分は景色のお陰もあり難を逃れたが、被害は甚大だった。あのあとバス会社に学校は平謝りだったに違いない。サワーサップの味はそんなバスの中の匂いと味。そうとしか表現できない。つ、つぎ逝ってみよう（コプッ、、）

第三走者：Kewano
入手先：Safeway（近所のスーパー）