ハワイの不動産動向 2024年10月とトランプ政権の行方

「Honolulu Board of REALTORS/ホノルル不動産協会」が発表した10月の統計を見てみました。

 

2024年10月では、一戸建てとコンドミニアムの販売が前年より増加し、昨年の2023年を上回る結果となりました。一戸建ての販売は22.5%増えて213件から261件に、コンドミニアムも1.5%増えて399件から405件に増加しています。

 

価格の中央値は、一戸建てが前年と同じ$1,100,000で、コンドミニアムは1.9%上昇し$525,000となりました。売れるまでの日数もほぼ変わらず、一戸建ては平均16日(前年は18日)、コンドミニアムは26日(前年は21日)です。

地域別の動向

一戸建ての売上が特に大きかったのは‘Ewa Plain(42.4%増)とパールシティ(76.5%増)。

コンドミニアムは、$400,000〜$699,999の価格帯で14.9%の増加を記録。

メトロ地区ではコンドミニアムの販売が減少したが、セントラル地区とパールシティ地区での販売増加が補っています。

 

在庫の増加

一戸建てのリスティング数は18.4%増加し、741件。コンドミニアムは49.8%増で1,957件。一戸建てでは高価格帯($1,300,000以上)で在庫が34%増加し、コンドミニアムでは中価格帯($300,000〜$599,999)が76.5%増加しました。

 

 

契約動向

一戸建ての契約件数は前年より30.2%増加、特に$900,000〜$1,399,999の価格帯での契約が大幅に増えています。コンドミニアムの契約はやや減少しましたが、$900,000〜$1,999,999の価格帯で57.7%の増加が見られました。

全体として

2024年10月のハワイ不動産市場は一戸建てを中心に活発さが見られ、在庫の増加も引き続き続いています。

 

トランプ大統領が再選されたことによる、ハワイの不動産市場にいくつかの変化が予想されます。連邦政策や住宅ローン金利の変動が影響を与えると考えられます。トランプ政権が住宅購入を促進する政策を打ち出す一方で、金利の上昇や競争の激化により、住宅を手に入れるのがますます難しくなるかもしれません。

 

他にもハワイに不動産を持つお客様にとって大事な法律などが議会で取り上げられています。今後も、ハワイの情勢、アメリカの情勢を見ながら、皆様に情報を提供してまいります。ニュースレターではいち早くハワイの不動産の情報を提供しています。こちらもご登録よろしくお願いいたします。

 

 

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