じょーじのハワイ・アロハ・レポート

KOMEDOKORO M’s

じょーじのハワイ・アロハ・レポート 第4弾
やっぱり米よ、米なのよ。

 

ハワイよりみなさまアロハ!

 

「いいなぁ、ハワイに住めてー、毎日ワイキキでロコモコとかパンケーキとかアサイボウル食べ放題じゃん♪」成人病をコンプリートした末に破産待ったなしのゴンぶとで短い人生。それも漢らしくてアリかも。で、よく聞かれるんです。「じゃあお昼とか何食べてるの?」と。ハワイもアメリカであり、オフィスワーカーはどんなランチ食べているのかというと実は割と悲惨な事例が多い。いぜんは100%アメリカ人の会社に勤めていましたから、確かにこの目で見ました。横の座っていた同僚が「お昼だ、、WooHoo!」とご機嫌そうにバックパックから常温の赤かぶを出してかじり始めたのを。驚愕のまなざしで見ていると、続けて取り出したのは冷蔵庫から持ってきたであろう、ほどよくヌルそうな、食べかけのピーナッツバターのジャー。カブをジャーの中に投入。ジャーが深いのでピーナッツバターに落下するカブ。カブもまさかこんな最期になるとは予想だにしなかっただろう。ピーナッツバターって、、想定外にもほどがあるだろうよ、気の毒なカブ。だが彼にとっては想定された事態なのだろう。バックパックから裸の銀色に光るフォークを取り出し、ぶっすぅぅっ!とカブに突き立てて、無事にカブ回収。しゃくしゃくしゃく、、、最後の一口は連れてきた犬にぱくっ。フォークとジャーはバックパックに戻り一緒に家路に。翌日は同じスタメンにサラミスティックがサポートメンバーとして登場。同じくピーナッツバターのジャーに躊躇なくダイブ。

 

他の社のメンバーも大差なかった。まともな食事をしているのはアジア人ばかりだったような気がする。共通していたのはひとつ。お米食べなきゃやっていけないのよ。我々アジア人は。ここフォガティ不動産は、ホノルルでもワイキキとアラモアナの中間点に位置していて、ある意味便利だけど、さっとランチを食べるには実はあまりお店がない。そのなかで、お米のお昼が食べれるのは3軒。セブンイレブン。日本のセブンイレブンとは大違い。これはいずれ。。フードパントリー。スーパーね。そこのお惣菜とかとごはんの組み合わせあり。たぶん彼らは米を食べたことがない。きっとそうだうんうん、な味。最後にして最高の砦がこのKOMEDOKORO M’s。

 

 

ところでなんでイニシャルがMの人はM’sという店名を好むのか。音切れがいいから?ナルシスト?公にさらされるまでがプレイのドM?A’sとかC’sとかR’sとか聞かないもんね。やはり音かな?それはさておき。KOMEDOKOROですよ、ここは。お米は山形県産のつや姫を使用。ちゃんと店内で精米して、お米を長時間お水に浸してふっくら炊けるように下ごしらえをしてから丁寧に炊いているそうです。

 

 

そしてお店のリーサルウエポンと言えるつや姫を、惜しげもなく一般販売しています。

 

 

そして、日本人のお昼の友であり、独身時代に何度たべたかわからない人も多いであろうのり弁も、ここではたやすくゲットできる。

 

 

おにぎり(Musubi)がメインと思いきや、メニューがどんどん増えてきて、おにぎり度が薄まってきたラインナップは以下。

 

 

最近のマイブームはポケ丼で、しょうゆポケとスパイシーマヨのハーフ&ハーフだ。こちらも標準サイズから、1.5人前と2人前の3タイプある。普段どおり今日も1.5人前を頂いて会社へ戻る。気になるお値段は$15.50。まぁ安くはないかも。でも、ハワイではこんなもん。しかも、多くの店のポケ丼は、ポケまでは色々な店によるバラエティが楽しめるが米は一律ダイナマイト。なかには町でも有名なポケの名店なのに「どんぶりにだけはしてはいけない、絶対にだ、、」と強く長年通うベテラン勢から忠告を受ける店もよくある。そのくらい、この街でも米はマズいのだ。ド〇キのコメが日本でもハワイでも評判がよろしくないのは有名だが、ここではむしろマシな方だ。なんなら玄米買って、自宅で精米すれば〇ンキのコメも食えなくはない。繰り返す。ドン〇はマシなのだ。ともあれ、ポケ。

 

 

醤油のほうはよく玉ねぎが半分近くを占めていて、ポケなのかオニオンサラダなのかわからない残念なポケが多いにもかかわらず、良心的なマグロ率で、味も強すぎず、薄すぎず。枝豆のアクセントがなんだかうれしい。スパイシーマヨのほうは実はもっとテクニカル。スパイシーマヨ丼を買って、食べる時にふたを開けたら、マヨがすべてごはんの底に溶け落ちてしまって、脂ぎってて半分も食べられない。そんな残念な事態が頻発するのがスパイシーマヨの宿命。ところが、ここに限ってはそれが無縁。マヨマヨとプチプチがマグロの間に垣間見えて、とにかく後を引く。これはなにか隠し味が潜んでいるに違いない。正体をいつか突き止めたい。

 

そしてなによりもやはり米だ。うまい上物の下に潜む罠。食べたら最後、そのあとは箸を持つ手はダンベルのごとく重くなる。それがまさにポケ丼あるあるだ。なのに、ここでは上物の下は米どころ山形。ふっくらしていて、お米の香りも漂う、それはもう気分は米どころで食べるお米。おにぎりも牛丼も、おそらく自身はメニューは全て制覇しているはず。どれも素晴らしいです。なによりも店の命のお米を普通に販売しています。お水に8時間浸してから炊く方がおいしいと、あっさりお店のシークレットを暴露したおねえさん、クビになっていないか心配です。ともあれ、観光できて、仕方なく食べるイマイチなおにぎりとかよりも、足を延ばしてこのEaton Squareまで来る価値はあります。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジからなら徒歩10分弱ですね。余裕です。

 

明日はなにを食べようかな。
マハロ。

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