ハワイのローカルの遊び方 島で釣り三昧
ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
いろんなことがありまして、すっかりご無沙汰しておりました。
前回ブログを更新したあたりから、急に忙しくなりました。そこへガラにもなく試験勉強やら太って筋肉の向こう側が見たくなったりやら、いろいろな事が重なった結果どうでも、いやどうにも進められなくて今に至りましたごめんなさう(反省ゼロ)。
でも、お時間いただいたおかげで不動産売買に必要な試験は、めでたく国の試験もハワイ州の試験もちゃんと受かりました。これで勝ち組です。みんなざまぁみろです。
そんな風に考えていた時期がありました。
その後数か月、何も変わりません。
むしろ不動産業の協会への年末までの年会費やらで千ドル規模の支払いと、インフルエンザで視界がぐるぐる回っている時にオリエンテーションへのオンライン強制参加。
その次の月には早くも協会から
協会「おぅ、会費払えや」
ぢょ。「えっ?先々月の入会時に$1,400とかなんとか払いましたが、、」
協会「(チッ)わかってねぇな、それは年末までの分。来年も会員でいたいんだろぉが?」
ぢょ、「は、はいですが(震え声)」
協会「$820な(募金ぶん隠して込み)おっと、来年末は更新講習もあるからな♡」
大金が消え続ける無慈悲な業界構造に震えが止まりません。生まれたばかりの小鹿のようです。
この期間中、ほかには試験勉強からの現実逃避に筋トレしまくって筋肉痛などをたしなんでおりました。筋トレは身体だけでなくメンタルも鍛えるそうです。
お陰様で、最近は「こんなに物件が壊れ続けたら心が壊れてしまう」という豆腐のメンタルから「これ以上壊れるなら全部壊すぞ」という、鉄アレイのメンタルに変わりつつあり、気分は上々です。このへんの話はゴリラか業務用冷蔵庫みたいな身体になったら詳しく書きます。
改めまして、こちらのアロハレポートは、キホン的にハワイで「生活している人」は普段どんなことをしてるのかなどを多く書いております。
不動産屋のブログらしからぬ側面しかありませんが、ハワイに観光ツアーで来るのとは少々異なる内容が多いと思います。逆にハワイで昼夜問わず、週に8日は不動産ばっかり転がしている人のブログとも異なる内容です。ハワイに住んでいるとこんな事やってるのね的な内容をぬるっと書いています。
では最近なにしてたのと聞かれると、実はこの半年の間にやった事はとても多く、どこから出していいかわからないです。
とりあえず、直近では大家さんの家族と釣りに行ってきましたよ。
私のウチは賃貸で、大家さんが持っている一戸建ての下の階のお部屋を借りています。いわゆる複数世帯住宅です。
普通は大家さんとテナントさんが、関わる事はあまりないのですが、ここのお家の子供たちが人懐っこく、気が付いた時には家族ぐるみで行き来している状態になっていました。
よく休みの日は小学生キッズたちがウチに現れて「釣りに行こー!行こー!」となり、大家さんも子育てから解放されるので、連れて行ってくれと。
皆さんは、ハワイは太平洋のど真ん中で、海に囲まれていて、さぞ釣り天国なんだろうなと思っていると思いますが、実は逆です。
岡っぱりから、遥か彼方まで続く遠浅のサンゴ礁での釣り。岸からはホント釣れません。哀しくなるくらい釣れません。昭和の大俳優、松方弘樹さんとかがハワイに来て、デカい魚釣ってましたよね。あれはハワイと言っても、なん十キロも沖合いですからね。
私は船酔いがイヤ。
大丈夫な時はぜんっぜん船の先っちょで鳥羽一郎なのですが、ダメな時は港から出た瞬間に「あ、終わったな」とわかり海に出た数分後には気絶。前日に休んでいないと後者の方が圧倒的に多いんです。
だから岸からの釣りばかり。
でも、遠浅の海の中を深みを求めて歩いていくと、潮が満ちてきて帰りは走馬灯を回しながら泳いで岸に戻る事になります(実話)400m死ぬ覚悟で泳いで戻ったこともあります。
なので、この日はまったり海辺のサンゴ礁脇の公園からの釣り。
浅いでしょう?アホみたいでしょ?
目の前30mくらいまで投げられれば船道があり、そこは10m程度の深さがあります。しかし船道が深い所から細長く、距離があるので、あまり大きい魚は入って来ていないようです。
なのでファミリー向けのエンタメにはちょうどいいです。遠浅だし、公園だし、なんなら肉焼けるし。最高です。
遠くに見える山はPortlock(ポートロック)という地域で、ハリウッドセレブや石油王ほかのウルトラ富裕層の住宅街があり、セレブがのんびり暮らす邸宅が並ぶ地域で、まさに未来の我が城を建てるにはうってつけの地域です。山の反対側が有名なHanauma Bay(ハナウマ湾)で、ラグーンがあり、たくさん魚が泳いでいますが禁漁区です。
この日は見ての通りべたなぎ。波もなく、風もなく、最高の昼寝の日。でも、遠浅のうえ引き潮。
ダメじゃん。
でもいいんです、ファミリー向け。まったりできればいいんです。
まず人数分の仕掛けを作り、エサをつけてあげるところから。あとから合流してきたお父さんは寝ています。
なんだか家族のようですが、この時の会話の内容。
子「なぁ、なんで釣れないの?なにがいかんの?とぉちゃんこないだ釣ってたよ」
ぢょ。「いやーなんでかって、浅いんだって」
子「なんか釣って」
ぢょ。「頑張る、、、(このままでは近所の釣りが得意なおっちゃんとしてのメンツが、、)」
そんな時に ぎゅいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんっ!竿が海に向かってしなりまくる。
大興奮の子供たち。
大した大きさでない事をロッドを手にした瞬間に悟り残念なわたし。わざわざ長く引っ張ったりして見せ場を作りながら上げれば格好もつくのだが、バレたらいちばんかっこ悪いし、次の保証はない。
ばらさないように気を付けつつ迅速にラインを巻き上げる。
メッキアジですね、ちょっとやせ気味でも32cmくらいなので、メッキの中では良型です。結局2-3匹しか釣れない午後でしたが、まぁオッケーでしょう。さっそく脳天締めと血抜きして、クーラーでお持ち帰りです。
子供達には神として崇め奉ってもらい、羨望のまなざしのなか、後光をぎゅんぎゅんに輝かせながら堂々の引き上げです。
これらは子供たちにも食べさせるので、一旦冷凍して寄生虫対策もバッチリにしてからご提供。
添え物も家にあるもの使ってクイックに切って並べているだけなので、ノークレームで。でも、なかなかおいしかったです。
ハワイでは年中メッキが釣れます。こいつら一生繁殖期なんかな?などと疑問は果て無いのですが、とにかく楽しめます。刺身はもちろん、焼き魚にしてもフライもいい。竜田揚げっぽくして南蛮漬けにしてもうまかったです。小さめのはまとめて野菜と蒸したり煮魚にしてもいいです。
釣り道具はWalmartとかで$25くらいから買えます。
ハワイのコンドミニアムの別荘管理をしていますが、かなりの確率でおうちに数本の釣りセットがおいてあります。
エサはスーパーで買ったエビが最強ですが、味の素を足してさらに集魚力をアップ。タナは底です。とにかく大抵みんな底にいます。タナ取りとか要らないです。
中層から上はエサ取りで、針だけおいてぜんぶ持っていきます。
こんな休日ライフもあわただしいハワイ旅行ではなく、暮らしているからできるのかもしれません。
釣れたらラッキー。釣れなくてものんびりリフレッシュできます。
いかがでしょうか。
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