3者みんながWIN WIN WINの不動産売買取り引き

Inn On The Park #1012がエスクロー入り(契約手続き中)しました。今回のケースは、とても有意義な取引ができました。

 

オーナーはアメリカ人。また入居していたテナントもアメリカ人で、このお部屋に住んで約5、6年でした。当社で賃貸管理を請け負っており、テナントは家賃を毎月オフィスに手渡しで持ってきていました。

 

ある日、オーナーがそろそろ売却をしようと検討を始めました。テナントが入っている場合は、テナントが購入する権利が最初にありますので、テナントにそのオファーを伝えました。その際は、テナント(以下、T氏)の答えはNoでした。テナント付きでも売買することは可能ですので、本来は問題ありません。

 

ただ実はこのT氏は80歳を超えた年齢で、独身暮らし。この先、もし仮に新オーナーから退去の申し出があったりすると引越しをその先しなくてはいけない時に、新居を探すよりハードルが高くなってしまいます。

 

今回のAsking Priceは$85000。T氏は色々考える時間をもち、自分でも不動産の動向を調べたようです。そうして暫く時間が経ってから、やはり本人が購入したいと申し出してきたのです。内見は入っていたものの、なかなかいい返事がもらえないことが続いていたオーナーは価格を下げることも視野に入れていましたが、この提示価格通りのオファーに大変喜んでくれました。

 

LHではありますが、まだ10年以上リース期間は残っており、引越しする必要もなく、またすべて快適に暮らせている今の部屋をそのまま自分のものにできたT氏も嬉しかったようです。そして現金で購入できる範囲内で安心を手に入れられることが本人の決断に大きく背を押したようで、すぐにキャッシャーズチェックを持参してきたのでした。

 

当社としては、売買双方のエージェントができ、また希望価格での成立ができ、まさに3者全員が嬉しいWin- WIn- Winの取引となりました。

 

このような結果になったのは、私たちが地元に根付き、テナントとの良好な関係をもてていたことも大きな要因です。テナントが今どのような状況なのか、どのような提案をしたらよいのかを見極められていたからこそのオファーができました。

 

販売価格を下げれば、話がまとまるのは当然早くなります。ですが、オーナーの希望に寄り添って、(今回の場合は下げることをある程度オーナー自身は覚悟をしていましたが、)話をまとめられたことは当社にとってもとても喜ばしい結果となりました。

 

このまま本成立まで無事に進むことを願います。

 

ハワイの物件を購入したい、売却したい、また購入後の管理を依頼したいという場合は、ぜひ創業51年の安心のハワイ不動産、フォガティ不動産までご相談ください。

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